車載スピーカーの省資源包装

3種類4個セットのスピー カーを共通の部材を用いてオール段ボール化した包装仕様

今回の事例は、3種類4個セット(リア用2個、フロントL用、フロントR用各1個)のスピーカーを共通の部材を用いてオール段ボール化した包装仕様です。
お客さまの中国工場で製造、包装された後、日本に輸入され各地のディーラーに配送されます。

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お客様のご要望(設計ポイント)

➊ 製品は個々に取り出して取り付けるため、1個ずつ個装して損傷を防止すること。
➋ 個装状態で内容品の種類が容易に判別できる構造にすること。(誤包装の防止)
➌ 類似商品の包装仕様の部材点数を削減すること。

包装仕様概要

梱包製品はフロントL用(A)、フロントR用(B)、リア用2個(C)の3種類4個セット。

製品は3種類ですが、内装材は打抜きパッド1種類で対応。

折り曲げることで面を構成。

包装を開梱せずに内容品を判別できるように、箱の外から製品の突起物を確認できる構造。

個装箱4個を並べて外装ケースに梱包。

改善効果

➊ 包装部材を共用化したことで、管理が非常に楽になり効率アップ。
➋ 改善前包装仕様と比較すると包装材料費が20%以上低減。
➌ 包装作業が簡単にできるようになり、作業工数がおよそ25%削減。


この業務は弊社中国法人である艾緑富国際貿易(Ailop China)と連携して対応しました。
包装設計と評価を日本側で、サンプル作成および本生産用資材調達を中国側で担当しました。
このように弊社では日中間で、スピーディーでシームレスなサービスを提供しています。

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