プラスチックボードの加工には専用工具がおすすめです。
最近ではホームセンターで簡単に購入できるプラダン。軽くて耐水性もあって、便利な素材です。
しかし、意外と難しいのが穴を開けること。
写真は一般的なドリルで穴を開けた状態です。先端が尖った通常のドリルでは、プラスチックの細かいくず(バリ)が穴の周辺に残ってしまいます。
残ったバリは、見栄えが悪いだけでなく、穴にビスなどを貫通させるときに邪魔になってしまいます。
専用ドリルで綺麗な穴が作れます
そこで開発されたのが、株式会社国盛化学のプラダン対応ドリルです。これを使うとバリが残らない綺麗な穴を開けることが可能です。
また、木材に比べて腰の無い(柔らかい)プラスチックダンボールにドリルを突き刺すと、押した力で折れ曲がることもありますが、プラダン対応ドリルを使えば、立てた状態のプラスチックダンボールでも簡単に穴を開けることが可能です。
さらに2枚のプラスチックダンボールを重ねて一度に穴を開けたり、スミセラーやパロニアのような発泡系プラスチックボードにも簡単に穴があけられます。
パンロックにも最適
ドリルの直径は10Φ用と15Φ用の2種類。
国盛化学が展開している、ワンプッシュ式リベットのパンロックに最適なサイズになっています。穴の周囲にくずが無いため、パンロックの差し込みをスムーズに行えます。
2枚のプラスチックダンボールを重ねて穴を開けられる為、パンロックを使ったケースの製作もスピーディーに行えます。
パンロック用ワッシャもあります
パンロックの固定強度を高めるためのワッシャも登場。開いたツメの食い込みを防ぐため、柔らかい素材でもしっかりと固定できます。
またワッシャは板とパンロックの隙間が発生した時の調節に利用できるので板の厚みに拘らずパンロックをしっかり固定する事が可能となります。
異なる素材で出来た板の接合が簡単に出来る事もパンロックの魅力。ワッシャを使えば素材や厚みを問わず、より自由にパンロックをご使用いただけます。
プラスチックダンボールの特長を知り尽くした国盛化学ならではの商品ラインナップは、皆さんのアイデアを形にするのに、ピッタリです。DIYだけでなく、工場の生産現場で使用する本格的な通い箱の製作まで幅広いニーズにお応えましす。