鋳物加工品の省スペース包装

容器の形状を八角形にして、コンテナの積載個数が23%アップ

これまで直方体の容器に梱包されていた円柱形状の製品に対し、八角形の容器を採用することで輸送効率を格段に向上させました。
各部材をジョイントでロックして組み立てる構造で、折り畳みが可能、再使用することもできます。
包装、保管、運送という物流過程の全側面でトータルコストが削減できました。

包装部門賞「大型・重量物包装部門賞」
(日本パッケージングコンテスト)

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円形製品のコンテナ積載効率向上を目指して

梱包する製品は、円形の鋳物加工品。
従来は、直方体の包装容器に梱包され、PPバンドで固定していました。

梱包する円形製品

改善前の包装仕仕様

改善前仕様のコンテナ積載数は、こちら

従来の包装容器:312個/40Fコンテナ

お客様より、輸出増加により、「コンテナ積載効率の向上」を第一義に仕様の改善を依頼されました。
またそれに加え、「作業性の向上」「再利用」も検討することになりました。

新しく開発した包装容器は八角形

コンテナの積載効率を第一義に考えたら、八角形の包装容器が誕生しました。

コンテナ積載効率の向上

容器を八角形にすることで、コンテナへの積載効率が23%向上

改善包装容器:384個/40Fコンテナ

作業性の向上

底部トレーを底パレットと固定し、PPジョイントを使用することでPPバンドの使用を廃止し、作業性が向上。

再利用が可能

各部材は、折り畳みができる構造になっており、回収して再使用することが出来ます。

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