- 製品・設計事例
- 自動車用HUBのリターナブル包装
梱包する部品は、幅のある平面部と高さのある軸部がある形態なので、平面的に並べて配置すると、たくさんの無駄な空間が出来てしまいます。
改善前仕様は、内装材に6個の製品を固定するパルプモールドを使用し、製品を平面的に配置。
6個/ケース、5ケースx5段を1パレットに積んでいました。(150個/パレット)
問題点
収納効率を改善するため、ボックスへの製品のセット方法を平面的な配置から空間部分を利用する立体的な配置に変更。
収納効率を考慮した製品レイアウトの検討図
製品のセット方法
内装材にプラ段製の仕切り材を使用し、一枚の仕切り材の上下に59個の製品を収納。
外装箱1ケースに59個x7段収納。(413個/ケース)
収容数275%アップ! 製品1個当たりの包装コスト50%削減!
外装箱に直接包装するので、包装部材が減り、作業性も向上、作業時間を50%削減しました。
Repakは、スチールヒンジと合板で構成され、蓋、側(枠)、パレットを組み立てて使うボックス型のリターナブル容器。
側は、2段枠仕様なので、製品の段積み作業もラクラク。
リターナブルなので廃棄物ゼロ。
(※Repakはスウェーデンに本社を置くNEFAB社の製品です。アイロップはNEFAB製品の日本総代理店です。)
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