段ボールや色々な物を使ってフェイスガードを作りました

2020年4月26日

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新型コロナウイルス対策の為、マスクや消毒液等色々な物が購入し難くなっています。まずはお医者さんや医療に携わっている皆さんに優先的にいきわたって欲しいと思いますが、個人でも欲しいですよね。
前回のブログで紹介したフェイスガードをかぶって会社の中を歩いていると、社長から欲しいと言ってもらいました。フェイスガードもすでに売り切れのところが多く入手困難とのこと。そこで、今回は身近に入手可能な物を使ってフェイスガードをつくる事にしました。

フェイスガードをしている医療関係者
Welcome to all and thank you for your visit ! ツによるPixabayからの画像

透明のシールド部分

前回のクリアフォルダは透明度に問題がありました。そこで、近所のホームセンターで色々探してみたところ、見つけたのが、ソフトタイプのカードケースです。塩ビシートなので透明度が高く、使い易そうなので購入しました。
すでにA4サイズは売り切れでしたので、チョット高いですが、A3サイズを購入しました。(結果、顔全体を包むことが出来て良かったです。)

上の写真は完成した状態です。透明度が全然違うでしょ!前回とは
プラスチックには色々な種類があるのですが、透明度の高い物は、今回の塩ビシートの他に、ペットボトルの原料であるPET(ペット)や、アクリル・ポリカーボネート・ポリスチロールがあります。これらの中で手に入れやすいのは塩ビのガードケースだと思います。
ちなみにクリアフォルダには再生PET品があり、透明度が高いようです。前回使ったのはポリプロピレン製だったので、透明度が悪かったのだと思います。

顔とシールドのスペーサーは段ボール製

上の写真のような部品を揃えました。
カードケースがシールドになります。(カードケースは柔らかい物を選んでくださいね)
段ボールは少し平べったいスリーブ(筒)を作り、切込みを入れています。額に当たる部分は痛くならないよう隙間テープを貼りました。(隙間テープである必要はありません。柔らかい素材を貼ってください。)
Pボードは、株式会社JSPの発泡PPシートです。ベルトがあればベターなのですが、身近に良い物がなかったので、今回は会社にあったサンプルシートの残り物を拝借しました。マジックテープも同様です。ご家庭であれば、荷造り紐などで代用できると思いますが、チョット幅がある物の方が安定感があると思います。

段ボールのスリーブだけの写真です。真ん中の部分は少し厚みを増やしました。尚、段ボールは二重に重なる面に両面テープをつけて接着しています。罫線(おり曲げ線)は、しっかり折り癖を付けてから組み立てると、きれいに仕上がりますよ。

組立てましょう

まず段ボールのスリーブにPボードを差し込みます。Pボードの長さは自分の頭のサイズに合わせて決めててください。それから両側にマジックテープを貼付けます。差し込んだPボードがスリーブの反対側から出てくるまで差し込みましょう。

Pボードを差し込んだら、カードケースを段ボールに取り付けます。ここで使用するのがダブルクリップです。厚みがある段ボールを挟むのにぴったりですね。もちろんカードケースも滑らずしっかり挟めます。

これが完成した状態です。(最初に正面から見た写真を紹介したので、この写真はフェイスガードの裏側から撮影しました。)

かぶってみました

今日は会社の工事立ち合いで休日出勤、その為、写真は自撮りです。(服装もラフですみません)
残念ながら気密性はありません。顔に直接飛沫が当たらないといった程度の効果しか有りませんが、前作に比べるとフィット感も向上し、良くなったのでは無いかと思います。

もっといい物が出来たらまた紹介したいと思います。


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