工業包装 とは – 包装設計 のススメ2-

2021年10月17日

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工業包装 と 消費者包装

私たちアイロップが得意としているのは「 工業包装 」の 包装設計 です。皆さんが包装を見る時は段ボール箱・PETボトルというような分類をされると思いますが、私たち包装容器の業界では、包装材料の種類ではなく目的別に、工業包装・消費者包装に分けて考えています。

消費者包装

先に 消費者包装 から説明します。皆さんがスーパーやコンビニで商品を購入する時に手に取るのが「消費者包装」。重要な機能としては、デザイン性の高さ。内容物がどのような物かがはっきり伝わるだけでなく、「これ買ってみよう!」とお客様に選んでいただくことがポイントになります。また、消費者が店頭から自宅まで運ぶ訳ですから、持ち運びしやすい事も重要です。

例えば飲み物が入った容器は日々進歩しています。昔は壺や木製の樽で運ばれていましたが、技術の進歩とともに、ガラス瓶・スチール缶・アルミ缶・PETボトルに変化しました。ガラス瓶からPETボトルに変わったことで運んでいる途中で割れにくくなり運びやすくなりましたよね。これ以外にも蓋の構造、持ちやすさなど、包装容器自体が商品の一部となり色々な工夫が凝らされているのが消費者包装の特徴です。

工業包装 とは何か

工業包装 は「工業製品」の包装に使われます。先ほど書いた消費者包装との対比で言えば、工業包装には「購買意欲を刺激する機能」は必要ない事です。例えば、私たちの会社では、自動車部品や設備装置の部品の 包装設計 のご依頼を受けますが、「外観をかっこよくして!」というリクエストはあまり受けません。「安全で運びやすくして欲しい」「容器を安くして欲しい」「運送費を安くするために、箱を小さくして欲しい」というお話を多くいただきます。

当社ではその声にお応えする為、お客様の物流環境を教えてもらいながら、包装設計 を行っています。工業包装 のポイントは「①内容品(商品)の品質保持、②物流費用のトータルコストダウンの機能を持つこと」と定義されています。①の安全性は消費者包装も同じですが、②の物流費用のコストダウンが大きな課題となります。①と②を両立させながら、私たちは商品にあった最適な包装容器の設計開発を行っています。(ちなみに消費者包装にあるデザイン性の高さは、重視されてないですが、一人の業界人としては、完成度の高い工業包装も非常に美しく見えたりします・・・これって「包装オタク」という事なのでしょうか?)詳しい話は、また別のブログで書きたいと思います。

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会社概要・設計事例など、色々紹介しています。詳しくはアイロップ株式会社のトップページからご覧ください

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