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なぜ私は札幌の発表会に行くことになったのか・・・ (最後に札幌ぐるめレポートあります)

2023年3月8日

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始まりは突然に

はじめまして 会社の広報から指名を受けてブログを書くことになりました。まだまだ若手ですが、周りからは中堅営業パーソンと言われてしまうNです。さて皆さんは仕事で、「どうしてこんなことになってしまったんだろう」ことありませんか?私も部長から「福岡行く?それとも北海道の方がいい?」という、なんだかよくわからない質問をされたことがきっかけで、とんでもない日々を過ごすることになってしまいました。

当社のしきたり

当社の総合職は経験年数に応じて、業界資格を取得するというルールがあります。と言っても包装業界の資格は数少なく、入社3年以上で「包装士」5年以上で「包装管理士」を受講します。(包装士は日刊工業新聞社が毎年開催する包装についての知識を学ぶ講座。包装管理士は日本包装技術協会が開く同じく包装知識の講座です。)

私も例にもれず、入社6年目にして包装管理士を受講することになりました。新型コロナ感染の拡大もありオンラインでの講座受講や論文作成を行いました。(包装管理士に合格するには筆記試験の他に論文提出が義務付けられているのです・・・トホホ)テキストは業界のベテランの皆さんが執筆されたボリューム満点の内容。こんなに勉強するのは大学生以来です。
編集者注:包装士でも同じくらい勉強しているでしょ( `ー´)ノ

営業としての顧客対応業務に加え勉強の日々。仕事で取扱わない包装材料についての講座もあり、頭の痛くなる日々の連続でしたが、何とか無事合格。ホッとしているときに部長から質問されたのが、冒頭の「福岡OR北海道」の質問でした。

悪魔の一言

最初はこの質問、新型コロナの影響で、すっかりご無沙汰になっていた社員旅行のアンケートかしらと思いました。どちらも魅力的な地域ですが、興味を引かれたのは「未踏の地」。そう思った時に私の口から出たのは「北海道でお願いします」の言葉でした。
直後、部長から一枚の書類が渡されました。そこには「全日本包装技術協会 研究発表大会 札幌大会」の文字が書かれていました。更に「11月が発表大会なので、包装管理士で使った論文で発表してね」という軽い一言。
「ああ、やってもた」と心の中でつぶやきましたが、時すでに遅し。うっかり言った「北海道」の言葉が、再び始まる始まる忙殺の日々の始まりでした。

当社のしきたり その2

やっと資格試験の忙しさから解放されたと思ったのもつかの間、自らこのような過ちを犯してしまうとは・・・。その時、私は知らなかったのですが、当社では、営業・技術を問わず、包装管理士講座の受講者は引き続き「発表大会に参加する」というルールになっていたそうです。
という訳で発表会に向け、再び私の闘いの日々が始まりました。今まで新規訪問や採用活動の会社説明会等で数十人の前での発表というのは何度か経験が有りましたが、今回の札幌大会ではそれ以上の参加者の前で発表する事になります。資料作成やスピーチの内容よりも、多くの聴衆を前に無事発表できるのだろうか、私の緊張は発表会が近づくにつれ、徐々に高まるのでした。

希望を胸に抱きしめて

そんな私の心を支えたのは、人生初の北海道に行けるというのも楽しみでした。北海道に行ったら何処に行こうか、何を食べようかとワクワクもしていました。更に、優秀賞をとれば、名古屋営業部のみんなと「焼肉を食べに行こう」と固く約束をしたこと。このささやかな希望と、社内の皆さんの応援もあり、準備は順調?に進み、心配していた本番も無事終了しました。

お楽しみはこれからだ!

発表後の夜は札幌の夜景を見に山を登り、次の日からは旭山動物園・美瑛地方・札幌市内観光と心置きなく北海道を漫喫しました! 勿論、北海道グルメ漫喫も欠かせません。北海道初日は前年発表者且つ優秀発表者として北海道に来られていた先輩にジンギスカンを奢ってもらい、海鮮・スープカレー・ラーメン・スイーツ等、人生初の北海道を漫喫してきました!人生初の北海道旅行…では無く発表大会は良い経験となりました!

最後に準備にお手伝い頂いた会社の皆さんに感謝です!

旭山動物園にて シロクマ
本場のスープカレー 野菜が多くて”カロリー0(ゼロ)説”
札幌と言えばやっぱり 味噌ラーメン
シメのスイーツは「白い恋人」ソフトクリームです

まさか続きがあるなんて

無事に名古屋に戻り一安心していた所に嬉しい知らせが。なんと私が優秀発表者に選ばれたのです。と、喜んだのも束の間、今回の発表内容を「雑誌 包装技術へ寄稿する」という話と、中部包装技術協会での講演依頼も舞い込み、またまた準備の日々がスタートしましたが、これはまた別の話・・・

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