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段ボールシート構造の歴史を勉強した
2023年5月29日
今回は「情シスのちょっとイイ話」です・・・最近はすっかりAIに色々な検索をお願いしがちな、情シスの私。しかし、AIの知らない事やインターネットではあまり出ていない情報は苦手の様子。特に私たちのいる包装業界の情報はネットでも少なめ。そこで自分でも勉強しようと思い、本を買いました。
この本を買った!
今回読んだのは、日刊工業新聞社より発売されている「今日からモノ知りシリーズ トコトンやさしい 段ボールの本」です。編著者はレンゴー株式会社さん 監修は神戸大学 大学院 教授 斎藤勝彦先生です。
文書も分かりやすく図解や写真も豊富。約30年間、包装産業で働いており段ボールの事はそれなりに知っているつもりですが、勉強が足りないと感じる部分も色々ありました。さすがはレンゴーさんの書いた本ですね。
片面段ボールの出来た理由
知らないことをいくつも見つけたのですが、その中でも気になったのが1874年 オリバー・ロングは(段付き紙の)段が伸びるのを防ぐため、片側に紙を貼り合わせ「片面段ボール」を開発し特許を取ったという部分です。段のついた紙をシルクハットの内側に使った話とか知っていましたが、片面に平らな紙を貼った理由を知らなかったことにショックを受けました。( ゚Д゚)
包装士や包装管理士で聞いていたかも知れませんが・・・情けない。という訳で、段ボールシートの構造の歴史が紹介されていたので、まとめました。
- 1856年 帽子の内側の素材として段付きの紙が作られる
- 1871年 ガラス瓶などの包装用に使われる
- 1874年 段が伸びるの防止する片面段ボールが作られる
- 1883年頃 両面段ボールが考案される (年度は推定らしいです)
この本すごく勉強になりました。段ボールについて知りたいって方には、是非読んでもらいたいですね。(プロモーションではありませんよー)
次回はAIとの共同作業を再開したいと思います。
次回はAIとの共同作業を再開したいと思います。
hs_Vol0059
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