便利な通信販売で商品の購入を続けると増えてしまうのが、段ボール箱。床に置くと邪魔になり、壁に立てかけると、いつの間にか倒れています。私の家では、月に一度来る地域の古紙回収の日に、段ボールの処分をお願いしています。一か月も時間があると、段ボールがたくさん集まる時があります。
溜まった段ボールは、ひもで結束するのですが、また新しい空箱が発生すると、再結束することになったりすることも度々。そのため、段ボール箱を片付けるのが億劫になっていました。

それでは作り方の説明です。尚、実際に家で使っているものとサイズは異なりますが、機能的には同じです。それと、この 段ボールストッカー の作り方は、インターネットで紹介されていた”細長い物を梱包する方法”の動画を参考（というか、ほぼそのまま）にしています。

動画もやってます

制作過程は、YouTubeで動画配信しています

完成した形です

これが完成した 段ボールストッカー を上から見たところです。これから段ボール箱をこのように細長く変形させます。

【準備するもの】

モノサシ　カッターナイフ　梱包用テープ

道具の準備が少なくて良いのが、段ボール箱のいい所ですね

印をつけます

段ボールの短側面に印をつけます。 段ボールストッカー を入れたい隙間の幅寸法より、－１０㎜ぐらいの寸法にするといい感じだと思います。直線を引くので、箱の上下に印をつけて下さい

※短側面（上から見た時に、短い辺の面の事です）

折り曲げ線を作る

印をつけたらモノサシで上から押して罫線を作ります。跡が残るようにしっかり押しましょう。（先の尖ってない棒のようなものでなぞってもらっても良いと思います。）

※罫線（ケイセン）段ボール箱の折り曲げ線

罫線を曲げる

罫線に沿って折り曲げます。段ボールは固い時があるので、まっすぐに曲げられない時がありますが、まっすぐ曲げた方が奇麗に仕上がるので、この工作で頑張るポイントです。

カッターで切る

段ボールストッカー の底面を作るため、罫線を切ります。切るのは、底面になる方の２本の罫線です。横方向にある罫線と交わる所まで切ります。

底面の組立て

段ボールのフラップを折り曲げて底を作ります。元々の箱を細長くするので。フラップが重なります。（この例では箱の幅を半分にしたので、フラップがちょうど重なりましたが、全部重ならない場合があります）

底面にテープを貼ります

先ほどフラップを重ねた部分が広がらないようにテープを貼ります。箱の側面から長めに貼ると、しっかり固定できます。

フラップの溝にテープを貼ります①

フラップの間の溝を塞ぐよう、表裏にテープを貼ります。長めに切って、折るように貼るのが良いと思います。この部分の処置を怠ると段ボールを中に入れる時に引っかかる原因になります。

フラップの溝にテープを貼ります②

角部の溝もテープで塞ぎます。私は縦に貼りましたが、横方向で貼っていただいても大丈夫です。

使ってみましょう

完成したので段ボール箱を差し込んでみました。段ボールがばらばらにならず、倒れることも無く、いい感じですね