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アイロップの流儀 スチール編 ーPart1-
2024年9月3日
初秋の候・・・と書き出してはみましたが、まだまだ暑い日が続く毎日ですね。「秋」という言葉は当分、先の季節ではないかと感じる毎日です。
私の出身は南の離島なのですが、近年の夏の気温を見ていると故郷の方がずっと涼しいことに違和感を覚えます。私が子供のころは島の方がもっと暑かったような・・・。最近の故郷の30℃台前半の気温を見ると「帰って涼みたいなぁ~」と思ってしまいます。
皆様も体調管理にはご苦労されているのではないでしょうか?ご自愛くださいませ。
さて今回のメルマガアイロップでは弊社が過去に取組んだスチール容器についてご紹介したいと思います。「鉄は熱いうちに打て!」と言いますので暑さに負けず、気持ちを盛り上げてご紹介していきたいと思います!
アイロップの設計業務の約15%がスチール容器
弊社では年間に多い年で約260件ほどの設計のご依頼を頂いております。約半数が段ボール案件(1WAYに限らず)ですが、年々リターナブル容器が増えておりましてスチール容器も増える傾向にあります。特に自動車部品メーカー様向けでは部品が大型化し、それまで使われてた樹脂容器では入らない、重たくて容器が耐えられない・・・などの問題も関連しているようです。ある自動車部品メーカー様で聞いたお話では自動車メーカー様がラインでの組み立て工数を削減する為に、出来るだけモジュール化(機能ごとに単位化)を行っていることで部品が大型化する傾向にあるとのことでした。分かり易い例だと最近の車はヘッドランプやフォグランプ、ウィンカーなどが一体化されていることが多くなったことかと思います。自動車に限らず建設機械や工作機械もこの傾向があるかと思います。
弊社では自動車業界以外にも様々なお客様とお取引をさせて頂いてます。設備機械・住宅設備・精密機械・工作機械・樹脂材料・ガラス製品などなど。お客様毎に物流事情も生産ラインの有り方も様々。そのお客様に合わせた最適な容器を提供させて頂きます。
今回は弊社の設計事例の中からスチール容器開発の事例をご紹介させて頂きます。
尚、ネーミングは弊社独自のものですのであしからず。
長尺貨物対応アタッチメント付きラック
このラックをご採用頂いたお客様では店舗用什器を製造されております。コンビニやスーパーで見かける食品や飲料、日用雑貨などが並べられている棚などをご想像頂ければと思います。什器には多くの部品が用いられており、小さなものから大きなものまで様々。フレームのような細長いものもあれば棚板のように薄い部品、螺子のような小部品もあります。
お客様のご事情をお聞きすると繁忙期と閑散期では物量差が大きい、先述の通り部品の大きさもバラツキが大きいのですが1種類のラックで対応したい、またラックを使わないときは折り畳んで段積み保管したいとのこと。
そこで開発されたのがこの容器です。CAD図の黄色の部分は取り外し可能なアタッチメント式。また両サイドの赤色の面は折り畳むことが可能です。
☆少し脱線しますが弊社ではまず3DCADにてイメージ図を作成しお客様と仕様イメージを共有させて頂きます。ここから詳細を詰めつつ実際の現場環境に合わせた仕様に落とし込んでいきます。
こうして完成したのがこのラック!お客様の現場に合わせた唯一無二のオリジナルラックです。
アタッチメント棚の脱着も簡単に出来るように工具要らずの引っ掛けるだけの構造。棚の自重も10㎏以下ですので取り付け、取り外しも1人で可能です。
お客様からは「種類の多い部品を分かり易く収納出来て、更には工場内の見通しが良くなり安全対策にも繋がった!」とお褒めの言葉を頂きました。
事例をもう一つご紹介・・・と思いましたがボリュームが大きくなってしまいそうなので改めて配信させて頂きます。次回の事例は弊社ベテラン技術者が悩みに悩んだ開発案件となっておりますのでお楽しみに。
弊社ではお客様の物流事情や包装作業現場に合わせた最適な包装仕様を素材選定からご提案させて頂きます。「こんな問題でも解決してもらえるのだろうか?」とお悩みのことがございましたら是非、ご相談下さい。
今回も最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
編集後記
今回、冒頭で私の出身が南の島とお伝えしましたがエメラルドブルーの海がとっても綺麗なところです。暫く帰省出来ていませんが以前、従弟がドローンで撮影した動画を送ってくれました。ちょっと画像が荒いですが(まだドローンに4Kカメラが搭載される前でしたから)きれいな海をご覧頂ければと思います。
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