いまさら聞けない プラダンの基本

Vol.101

2019年6月7日

今ではホームセンターで購入できるようになったプラスチックダンボール(プラダン)。
プラダンは日本が開発した商品ですが、中空リブ構造という独特の構造は、イタリアの食品マカロニの作り方がヒントになったと言われています。
今回はプラダンの基本の話をご紹介します。

素材はPP

プラダンの原材料はPP(ポリプロピレン)と呼ばれるプラスチックです。
プラスチックは、原油を精製することで様々な種類のものが作られます。
PPは、スーパーのレジ袋に使われるPE(ポリエチレン)、電気製品の筐体に使用されるPS(ポリスチレン)と同じ、汎用樹脂に含まれます。
PPは軽量で剛性があり、無色・無臭で衛生的ですが、低温や耐候性にやや弱いという特徴があります。

プラダンの作り方

プラダンは、押出成形で製造される、中空リブ構造体です。
溶けたPP原料をダイスから押し出し、冷やしながら固め成形します。
ダイスで製造できる幅がプラダン原反の最大の幅方向となります。
長さは製造設備の長さで決まります。

押出しラインで一定間隔に罫線を入れ巻き取りながら製造するロール品もあり、50メートルという長さの商品もあります。

プラダンの特徴

紙よりもプラスチックの方が丈夫だと何となく思っている方も多いのではないでしょうか?
水を吸収しないプラスチックは耐水性に優れ、柔軟性があます。
何度折り曲げても簡単に破れないヒンジ特性もあり、繰り返し使用される「通い箱」を製造する時に最適な材料です。
しかし、柔軟性があるため紙製の段ボールに比べると圧縮強度に劣るなど使用する上で注意すべき点もあります。

カラーバリエーションも

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