いまさら聞けない 物流コードの話

Vol.105

2019年10月8日

お買い物で欠かせないのがバーコード。
スーパー、コンビニ、百貨店など場所は変わってもバーコードを読み込んで金額が分かる仕組みはすっかり定着しています。
最近、有名衣料チェーンなどで、カゴに入った商品をレジに持っていくだけで、店員から金額を言われた事はありませんか?
ここで活躍しているのが“物流コード”です。
今回は、読み取り方式から無線方式へ進化する物流コードについてご紹介します。

バーコードの話

発祥はアメリカ。スーパーマーケットの決済を低コストで行う方法として発明されました。
広いアメリカは州によって課税方式が異なり、小切手・カード・クーポンなど支払い方法も多様、さらにレジ係りはパートタイマーで人の出入りが激しく、お店としては買い物客を捌くのが大変だったそうです。
そこで1970年頃に登場したのがバーコード。
その後、小売業界だけでなく、産業界にも広く利用されるようになりました。
現在世界で使われているバーコードの規格は100種類もあるそうです。人間の目では、その差は分かりにくいですが、文字の読めない機械には分かり易い識別方法なんですね。

QRコードは登場してから25年

1994年に大手自動車部品メーカーが開発したのが、QRコード。
Quick Response Codeが正しい名前です。
バーコードは線の並びだけで情報を表示していましたが、QRは縦と横の二方向に情報を持つことが出来ます。その為、二次元コードとも呼ばれます。(注:二次元コードにはQR以外の物もあります)
読み取りが早い上に、大量の情報を書き込む事が可能です。
最近はURLの連絡手段としても広告などで活用されています。

RFタグで複数同時認識が可能に

電波を用いて非接触で読み書き出来るシステムがRFIDです。
これに使われるのがRFタグ。タグにはコードの情報が書き込まれており、機械が商品を識別出来るようにしています。
RFIDのメリットは電波が届く範囲であれば、複数のタグを読み取り可能。
さらに箱を開けることなく、中にある商品の識別が可能です。
タグのコストダウンは大きな課題ですが、多くの業界で作業効率をアップさせる技術として注目されています。