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    ~段ボール値上げにより進むリターナブル化~

中国段ボール いつまで続く?価格の高騰
~段ボール値上げにより進むリターナブル化~

Vol.79

2017年8月5日

今回は以前ご紹介させて頂きました「中国の段ボール価格が急騰」の続報をレポートします。
残念ながら過去の価格に戻る気配は無く、今年一年の価格動向も不透明な状況が続いていますが、このような状況下、値上げに対する対応の動きも出てきました。

価格動向

昨年11月より始まった段ボール価格の急騰は12月中旬まで続き、今年に入ってからも2月春節まで上昇し続けました。春節後はシートの在庫に余裕が出てきたことを背景に価格は落ち着きましたが、値上げ前の水準には戻りませんでした。

中国段ボールメーカーもコストアップ対策として、タイなどの海外シートの調達を強化。
しかし、その結果、日本の古紙価格上昇だけでなく、タイ国内の段ボール値上がりという影響が出てしまいました。 また、7月に入ってからは、一部の中国原紙メーカーが再び値上げを始めています。

値上げの背景

昨年末の状況を振り返ってみると、11月11日「独身の日」のECによる販促イベントで通販用段ボールの需要が急増。
また、G20開催後には政府の環境改善活動が活発化した結果、小規模の段ボール原紙メーカーが汚染物質の浄化設備不十分で操業停止に追い込まれました。

それらの結果、市場では「紙が無い」という情報が広まり、材料入手が困難な状況は、業界全体で段ボールの在庫確保の動きとなり、一層の紙不足と価格の高騰を加速させていくことになりました。

他方、政府は現在の段ボール価格が不当に高いとして、原紙メーカーに罰金を課しました。それにより、今後価格が安定する事も期待されています。

新しい取り組み

段ボール値上げの影響で、サプライヤーと包装のリターナブル化を推進する企業様も増えてきています。
リターナブル包装は段ボールに比べ価格が高いことがネックでしたが、今では繰り返し使用することで包装材料費用の安定化が図れるという点が評価されています。

弊社では、中国のプラスチックコンテナメーカーと協力し、日系企業様へ商品をご紹介しております。品質と強度に優れるだけでなく、価格も安価であり、ご採用事例が出てきました。

こちらの商品は日本への輸入も可能です。ご興味があるお客様は、是非ご連絡下さい。
皆様もコストダウンの方法としてご検討されてはいかがでしょうか。