昭和の大発明!?
“C形ケース自動組立てマシーン”

Vol.114

2020年7月13日

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今は昔(1989年)、弊社はC形ケース自動組立機“TME-C1”を発売しました。
当時「簡単操作でらくらく!自動的に組み立てます」をキャッチフレーズに販売していた、C形自動組み立て機について紹介します。

C形ケースとは

C形ケースはトレー形状で身と蓋に分かれる箱の名称です。
板状の商品の梱包に使用されますが、当時は簡易包装の上下トレーとして提案していたようです【写真】。
C形は接着箇所が4か所ある為、現場での製函に手間がかかります。
しかし、組立てた状態で納品するとかさばる事がネックでした。

C形ケースの情報は、インフォメーションVol.99②「今さら聞けない段ボールの話②」で紹介しています。

TME-C1とは

問題点もあるC形ケースですが、組立前の平の状態で納品し、現場で簡単に組立て出来れば、お客様に喜んで頂けるはず。

そこで当社が開発したのがTME-C1型(イチガタ)です。

スペックは、毎時120ケースの組立てが出来、作れる箱の大きさは長さ500~2,400㎜、幅330~1,300㎜ 高さ80~250㎜。
本体重量は250㎏で軽量、工場のラインサイドに簡単に設置できることも特長です。

大量にC形ケースを使用する現場をターゲットにした優れた機械だったんです!

’89大阪パックに出展もしました!


現代の省力化ニーズを予見したこの装置、皆様にはどのように見えましたか。
残念なことに現在は販売していません。
皆様のご要望があれば復活させたいと思いますので、是非お声がけください。
お待ちしております!

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